『人生がときめく片づけの魔法』の近藤真理恵さんが、「片付けをあきらめた」というニュースを見ました。Yahoo ニュースと、J cast ニュースと。
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『人生がときめく片づけの魔法』の発売日は2010年の12月27日らしいです。私は、この本が出てすぐに買って読んだ記憶があるので、おそらく2011年の初旬に読んだと思います。もう12年も前ですね。
そして、実践しようとして、すぐに挫折しました。
子どもが小さくて、仕事も今より忙しかった当時の私には、物をひとつひとつ手に取って「ときめく?」「ときめかない?」と感じている時間の余裕も、気持ちの余裕もありませんでした。
それに何より「ときめく」が私には難しかった。「使っている・使っていない」はすぐ判断できるし、「必要・不必要」の判断もできる。でも、ときめくって、どういうこと?
近藤さんは、2014年に結婚されて、今は3人のお子さんの子育て中とのこと。片付けが思うようにならないのも、仕方がない気がします。
来し方を振り返ってみると、片付けには、向いている時期と向いていない時期があるように思います。「片付けに注力できる時期と、それどころではない時期」と言った方がしっくりくるかもしれません。
そして私にとっては、子どもがある程度大きくなって、これからの暮らし方を考える時期で、片付けの気力と体力がまだ残っている今が「片付けに向いている時期」なのかも知れません。
近藤さんの本、改めて読み直してみようかと思います。もしかしたら、12年前に気づけなかった何かに、今なら気づけるかも知れません。
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アイキャッチ画像 UnsplashのKatja Rookeが撮影した写真