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50歳を過ぎてからの専門学校 -オープンキャンパスに参加しました –

洋裁が趣味で、独学・自己流で洋服を作っていました。

以前、近所の手芸屋さんでやっている洋裁教室に3年ほど通って、ニットソーイングは少し出来るようになりました。私が通ったのは、クライ・ムキ式のソーイングスクールです。

スクールに通う前よりは、ずっと縫えるようになりました。でも、教えてもらったことしか出来ないし、パターンを起こせないから、既存の型紙がないと作れないしで、物足りなさを感じていました。

もうちょっと、ちゃんと勉強したいなと思い、いろいろ探してはいたのですが、パターンの起こし方も勉強できるような洋裁教室は見つけられず。でも、専門学校は授業料が高い。仕事を辞めて、趣味の洋裁のために年間で100万円以上の授業料を払って専門学校に通うのは、現実的ではない。ということで、長年逡巡していました。

でも、諸事情あって昨年仕事を辞めたのをきっかけに時間ができたので、もう一度、勉強したかったことに挑戦してみようと思うようになりました。

そこで思い切って、服飾専門学校の夜間部のオープンキャンパスに参加してみました。

夜間部は、昼間のクラスに比べて授業の時間数が少ないので、授業料も抑えめ。生徒の年齢も、昼間のクラスより幅広いようです。とはいえ、10名ほどいたオープンキャンパス参加者の中で、50歳過ぎは私だけ。他の参加者は皆若く見えたので、おそらく20代かな?という印象でした。

オープンキャンパスでは、入学後のカリキュラム、学校の設備、授業料等の説明があり、最後に体験ということで、ちょっとした袋物を縫う時間がありました。袋物を縫うのは、まあ、いつも家でやっていることと同じなので、それ自体はどうということもなかったのですが、指導する先生達は大変だなぁ、と感じました。

オープンキャンパスの参加者の中にはミシンを触ったのは家庭科の授業だけという人もいて、どういう人が何人参加するかも分からない状況で、全員に失敗をさせず、規定の予算内と時間内である程度の完成度の物を作らせ、そこそこ満足できる体験をさせる、というのは計画するのも実施するのも苦労するだろうし、これを年間に何回実施するんだろう…と、ついつい働く側の目線で考えてしまいました。

生徒としての目線だと、50歳を過ぎて参加した専門学校のオープンキャンパスは、結構楽しいものでした。

思い切って、4月から学生になろうかなと思っています。

アイキャッチ画像 UnsplashMatt Raglandが撮影した写真