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【2021年】Audible と audiobook 徹底比較 どちらを選ぶ?おすすめは?

Audible と audiobook、30日間の無料体験で試してみた。

はな
はな

AudibleとAudiobookの無料体験、どうだった?

ほらこ
ほらこ

どっちもよかったよ。ほらこは、Audibleを使うことにしたよ

Audible の特徴

 月額 1500円で、好きなオーディオブックが1冊選べる。加えて、月に1冊、ボーナスタイトルが無料でもらえる。ボーナスタイトルは選べないので、気に入ったらラッキーぐらいな感じだ。

 1冊を選んで取得した後に、他にも聴きたいオーディオブックがある場合は、Audible会員なら非会員価格の30%OFFで単品購入することが可能。私は、一番聴きたかった本が会員価格で350円、2番目に聴きたかった本が会員価格で7000円だったので、無料体験で7000円の方を選んで、350円の方は単品購入した。なかなか良い体験ができたと満足している。

返品交換が可能

 私は利用しなかったが、購入したオーディオブックがイメージしていたものと違ったら、返品交換に応じてくれるらしい。月額 1500円で1冊しか選べないので、万が一「失敗した、これじゃなかった…」という時に、対応してもらえるのはありがたい。注意書きには ”短期間における過度の返品など、本特典の趣旨から外れた利用はご遠慮ください” とある。そりゃ、そうだろう。緊急避難的な安全装置として利用できるよ、という感じだと思う。

Audiobook の特徴

 月額 750円の聴き放題プランがある。アプリをダウンロードしてログインすると、アプリ内の「聴き放題対象作品」がすべて再生できる。ただ「聴き放題対象作品」がすべて聴けるというところがポイントで、実はAudiobookの中には「聴き放題対象作品」ではないものも多くある。特に新作や話題作はそうだ。こういった作品は月額750円を支払っていても、そのプラン内では聴けないので別途購入が必要になる。

 Audiobookには、聴き放題プランの他に「月額会員プラン」があり、例えば月額550円のコースだと、60ポイントがついて610円のAudiobook購入が可能になる。らしい。「月額会員プラン」の無料体験はないので、こちらは試していない。若干システムがややこしい。

 Audibleは月に1冊好きな本が選べるスタイル(2021年4月現在)なので、聴き放題で利用したい場合は、Audiobookが第一選択になるだろう。

オーディオブック聴き放題なら – audiobook.jp

AudibleとAudiobookの比較

Image by Med Ahabchane from Pixabay

ラインナップ

Audibleaudiobook
“豊富なジャンルで40万冊以上を配信”“豊富なジャンル 日本最大級のラインナップ”

 Audibleの方は、Amazonのサービスなので、当然ながら洋書が多い。和書が何冊なのか確認できなかった。Audiobookは日本の会社なので、和書が充実している。「聴き放題対象商品」が何冊なのかは確認できなかった。

 私が体験した2021年3月上旬~4月上旬の1か月の間に、Audible、Audiobookともに新作が続々とあがっていた。両社ともサービスの拡充、とくに作品の充実には力を入れているようなので、今後どちらもラインナップはより充実していくだろうと感じた。現在の正確な冊数は不明だが、拡充途中の数字だろうから、現時点の数字をあまり気にする必要はないのかなと感じた。

基本料金で利用できる本

Audibleaudiobook
月額1,500円月額750円
好きな本を1冊選べる。月替わりのボーナスタイトル1冊をもらえる「聴き放題対象作品」がすべて再生できる
オリジナルのポッドキャストが聴けるオリジナルのポッドキャストが聴ける

 「1冊選ぶ」スタイルか、「聴き放題」プランか、が最大の違いだろう。両サービスともにオリジナルのポッドキャストが聴ける。私は草薙龍瞬さんの本が好きなので、Audibleの草薙さんのポッドキャストはすごく嬉しかった。

ナレーション

 どちらも、プロのナレーターや声優による朗読で聴きごたえのあるものが多い。

Audibleaudiobook
プロのナレーターや声優による朗読
AI音声による朗読や、高性能合成音声による朗読も以前はあったようだが、見かけなかった
プロのナレーターや声優による朗読
AI音声による朗読や、高性能合成音声による朗読もあり。聴き放題作品に多く含まれている印象

 Audibleは、ビジネス書などナレーターの一人が朗読する形式のものに加え、小説などは複数の声優による朗読劇のような仕立てになっている凝った演出のものが多い印象。これだけ大勢のプロを起用すれば、料金が高くなるのは仕方がないかと思う。

 audiobookの方は、聴き放題で聴ける作品の中にはAI音声による朗読や、高性能合成音声による朗読が多く含まれる印象。同じ作品のプロの朗読は聞き放題ではなく別料金での購入になっていたりする。これも、低価格に抑えつつ幅広いラインナップを用意した聴き放題プランを提供しようとすると、こうなるのは当然かなと思う。

サンプル視聴

AudibleAudiobook
5分程度の視聴が可能5分程度の視聴が可能

 Audibleの方は、30秒ほどと視聴時間が短い作品もあったが、どちらも購入前にサンプル視聴が可能。ナレーターの声や朗読のクセを確認できる。購入してから、「あ、この声、苦手だった…」ということはないので、そこは安心ができる。

倍速機能

AudibleAudiobook
0.5倍速から3.5倍速
0.1刻みの31段階
0.5倍速から4倍速
0.1刻みの36段階

 3.5倍速以上で聴くことはなかったので、私的には差がなかった。速聴などに活用したい場合は、4倍速まで対応しているAudiobookの方が使いやすいかも?

無料体験後に選んだ作品が聴けるか?

AudibleAudiobook
購入した作品は可能
無料体験でダウンロードした作品も可能
購入した作品は可能
聴き放題でダウンロードしたものは不可

 どちらも、単品で購入した作品は無料体験後も視聴可能。Audibleは無料体験中に利用終了した場合も、選んだ1作品を後で聴くことが出来る。Audiobookの方は、それが出来ないのが残念だが、30日間無料で聴き放題というプランの性質上、仕方がないかと思う。

スリープ機能

AudibleAudiobook
スリープタイマーありスリープタイマーあり
5分、10分、15分、30分、45分、60分、90分、120分、章の終わり、の9段階5分、10分、20分、30分、40分、50分、60分、チャプターの終わり、の8段階
カスタマイズ機能あり。1分刻みで23時間59分後まで設定可能カスタマイズ機能なし

 私はスリープ機能はあまり使っていないのだが、今後利用する場合は、Audibleの方が細かく設定が出来て便利そうだ。

BGMや効果音

AudibleAudiobook
作品によってあり作品によってあり

 章の区切りに入る合図音のようなものは、どちらもあり。BGMは、作品によってあるものとないものがある。これも両者同じ。小説などで、食器のかちゃかちゃ音とか、ドアを閉める時の音とか、そういう効果音を入れた演出は作品によってあるものとないものがある。これも両者同じ。BGMや効果音のオン・オフ機能が見つけられないのも、両者同じ。

 効果音のオフ機能は、実装されていないのか、無料体験期間中に私が見つけられなかったのかは不明。そして私は、むしろ効果音はいらない。ナレーターさんや声優さんによるプロの朗読や演技を聞きたいのに、BGMや効果音が邪魔をして逆にイライラする。BGMや効果音のオン・オフ機能の実装を切望する。

付箋機能

AudibleAudiobook
任意の場所にブックマークすることができる任意の場所にふせんを貼ることができる
次の再生時には、続きから再生されるが、ブックマークから、聴きたい場所を選んで再生することができる次の再生時には、続きから再生されるが、ふせんリストから、聴きたい場所を選んで再生することができる
ブックマークにメモ機能がある。どのシーンだった等を記録しておくことができる。メモ機能はない。ふせんが増えると章や時間の表記だけでは、どのシーンだったか分からなくなる。

付箋機能は、どちらにもある。細かい点としては、ブックマークにメモを残せるAudibleの方が、私は使い勝手がよかった

結論 どっちがいいの?

Image by Firmbee from Pixabay

 AudibleもAudiobookも、大きな差は感じなかったし、どちらも良いサービスだと思ったので、あとは個人の読書スタイル次第かと。読むと聴くの読書体験の頻度と各種のサービスの相性を表にしてみた。

読む:月に2~3冊以上Kindle Unlimited 月額980円
読む:月に1冊程度、もしくはそれ以下気に入った本を個別に購入する
聴く:月に2~3冊以上Audiobook 月額750円で聴き放題プランを利用する
聴く:月に1冊程度Audible 月額1,500円 で毎月1冊好きな本を選ぶ
聴く:月に1冊以下気に入った本を個別に購入する

 私は、だいたい読むのは月に20冊程度、聴くのは月に1冊程度なので、Kindle UnlimitedとAudibleを利用することにした。これが「あまり読まないけど、聴くのは月に20冊以上」とかになると、Audiobookの利用が断然お得になってくると思う。

 「聴く:月に1冊程度」の場合も、Audiobookの月額750円の方がお得なケースも勿論あると思う。Audibleで特筆すべきは、1,500円の1コインで、何でも選べるという点だ。私が最初に選んだのは、夏目漱石名作集で、非会員だとAudible版の価格は10,000円。こういった高額の作品を選ぶならAudibleがお得だが、選びたい本の価格が1,500円以下だと、Audibleのメリットは享受しにくい

 AudibleもAudiobookも、無料体験の30日で解約すれば利用料金はかからない。自分にあったサービスを探してみて欲しい。試して損はないと思う。

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オーディオブック聴き放題なら – audiobook.jp

はな
はな

無料期間で解約したら、本当にお金かからない?

ほらこ
ほらこ

大丈夫だよ。Audiobook解約したら、すぐに退会完了のお知らせと、今までありがとうっていうメールがきたよ。良心的な会社だと思ったよ。

アイキャッチ画像 Image by David Schwarzenberg from Pixabay