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Kindle Unlimitedを使ってみて感じたメリット・デメリット

 Kindle Unlimitedを、無料体験で1か月利用してみたので、そのメリット・デメリットを比較したいと思う。結論から言うと、私にとってはメリットの方が大きかったので、今後も Kindle Unlimitedを使い続けることにした。

1か月で何冊読んだの?

ほら
ほら

76冊だよ。無料の体験ですごく楽しませてもらったよ

メリット

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月に2~3冊以上読むならお得

 1冊が500円前後の本だとしても、月に2~3冊、コンスタントに読むのであれば月々980円はお得だ。私が1か月の無料体験の期間中に読んだ76冊分の合計金額は算出していないが、980円は圧倒的にお得だ

躊躇せずに気軽に読める

 1か月に読んだ本は76冊と書いたが、厳密には、すべての本を通読した訳ではない。さらっと読んだだけの本もあるし、最初だけ読んで読むのをやめた本も多数ある。そして、それが出来るのがUnlimitedの魅力だろう。購入だと、買うか買わないか、購入前にかなり悩む。「読んでみたいけど、買ってみて合わなかったら嫌だし、結構高いし。でも、気になるし。」と逡巡する。Unlimitedはそれがない。気になったら「読み放題で読む」を選択して読み始めればよい。読んでみて違ったなと思ったら「利用を終了」すればよい。このストレスフリー感は、素晴らしい。

返却の手間がない

 これは、図書館と比較して感じたことだ。前述したように、Unlimitedでは読み終わったら「利用を終了」を選択すればよい。それだけだ。図書館で本を借りたり、レンタル店でコミックの現物を借りたりすると、とにかく返却が面倒だ。「借りておいて返却が面倒だとは何事か」と怒られそうだが、複数の場所で別日に借りていたりすると、返却の期限を把握しておくのが地味に大変だ。うっかり返却日を忘れて、図書館から連絡をもらったり、レンタル店から延滞料を請求されたりすると、申し訳なさと情けなさで、へこんでしまう。多忙な時は、返却に行く時間の確保すら困難だったりもする。Unlimitedでは返却にかかる物理的な手間がない。このストレスフリー感も、素晴らしい。

24時間利用可

 これも、図書館と比較して感じたことだ。図書館は、永久無料で、読み放題だ。図書館の取り寄せサービスを利用すれば、他の図書館で所蔵している本も借りることができる。本当に素晴らしい施設でよくお世話なっているが、開館時間が限られるのがネックだ。Kindle Unlimitedなら、夜寝る前や朝の出勤前など、自分の好きな時間に、読みたい本を選んで利用を開始できる。図書館という開館時間が限られる無料サービスと、24時間使える月額980円の有料サービスを比較すると、今の私にとって使い勝手がよいのは後者だ。

本屋で余計な本を買うことが減った

 本と本屋が好きで、仕事帰りに日課のように本屋に寄るのだが、その時に鞄に読みかけの本が入っていないと、ついつい、本屋で気になった本を買ってしまっていた。ところが、Kindle Unlimited を使いはじめてiPad miniを持ち歩くようになってからは、それがなくなった。iPad miniの中に読みたい本が常に5~6冊は入っているので、本屋で気になる本を見つけた時に、すぐに抱えてレジに直行するのではなく、「あとで検索しよう」と一回立ち止まって考えるようになった。この「本屋に寄ったときについ買ってしまう本」の支出は、おそらく月々980年を上回っていたと思うので、私の場合は、unlimitedの月額使用料を払っても、おつりがくるかもしれない。

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デメリット

ない

ない。いろいろ考えたが、明らかなデメリットは、ない。ただ、少々の不満な点はあるので、以下に、それをまとめる。

不満な点

読みたい本がUnlimitedの対象外

  新刊や話題の本、専門書の類は対象外であることが多い。ものによるが小説やコミックも対象外が多い印象だ。売れている本や、本当に読みたい本は、個別で購入しろということなのだろう。残念だが仕方がない。「Unlimitedの対象となっている中に、読みたい本が含まれていない」なら利用価値はないが、私の場合は「残念だが仕方がない」レベルなので、まあ許容範囲だ。

本の満足度へのバラツキが大きい

 少し気になった本は全て試してみて、月に76冊も利用すれば満足度のバラツキが大きくなるのは至極当然かもしれないが。Unlimitedの対象となっている本の中には、前置きが長くて本文にあたる部分が少ないとか、表紙に魅かれて読んでみたけど内容がタイトルと合ってないとか、既視感のある内容の寄せ集めに感じるとか、そういった印象を受ける本が、実店舗にある紙の書籍より、多く含まれている印象を受ける。だが一方でそれは、実店舗や図書館のように、本を置ける面積といった物理的な限界がないというメリットを活かして、幅広いラインナップの本を揃えている、とも言える。私は、ぎちぎちに内容を詰め込んだ情報量の多い濃い本が好きなので、本文とか結論にあたる箇所の情報量が少ない本だと物足りなさを感じるが、この辺は好みだろう。いずれにせよ、好みではないなとか、何か違うなと思ったら、少しだけ残念な気持ちになりながら利用を終了すればよいだけなので、今のところ問題になるほどのことではない。

結論

使い続ける

 不満な点はあるものの、私にとっての明確なデメリットはない。月々980円で、50冊以上の本が読めたら、言うことなしだ。図書館に行けば無料で借りられるが「10冊借りて(私が住む地域の図書館の貸し出し上限は1人10冊までなので)10冊返して」を、月に5~6回繰り返すのは現実的ではない。実際これまでも、図書館利用は多くても月に1~2回程度で、何か月も利用しない月もあった。開館日の開館時間内に閲覧して、借りる本を決めて借りる、という時間的な制約は意外と厳しく、図書館利用は時間的な余裕のある時に限られる。

 Kindle Unlimitedをまだ使ったことがなければ、無料体験はお勧めだ。使わない手はない。使ってみて、あわなければ無料の期間中に利用をやめればよい。お試しで、新しい読書体験が手に入る。

ほら
ほら

無料体験が嬉しくて、今月は普段の何倍も読んだよ。忙しかったけど、楽しかったよ

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