ほらこは、早期リタイアを目指しているよ
目次
早期リタイアに関する書籍
最近、早期リタイアについての情報をよく集めている。『FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド』という書籍では、筆者が早期リタイアを成功させた手法などがまとめられており、その本の筆者は、世界中を旅するという暮らしをしているようだ。
早期リタイアを考えた時、よくテーマとなるのは「持ち家か?賃貸か?」という点だ。多くの人にとって、住宅購入は、生涯で最も大きい買い物になるので、当然だろう。上記の書籍の著者のように、旅をするという暮らし方もありだろう。
高齢者の住宅保有と幸福度に関する調査
では、日本の場合はどうなんだろうか?それから、早期リタイアの後、高齢になってからの暮らしは?
住宅の保有と幸福度に関する、興味深い調査結果を見つけたから紹介するよ
持ち家か?賃貸か?を議論する際、「どちらがお得か」という経済の視点から語られるケースが多いように思うが、高齢になった時の「幸福度」という視点が興味深い。
福島県で65歳以上の高齢者3,000人を対象に調査を実施。1,602人の結果を集計。調査対象の平均年齢は74歳。住宅の保有状況、主観的幸福度、世帯構成、支援の必要性等を確認。持ち家で暮らしている高齢者は、賃貸で暮らしている高齢者よりも幸福度が高かった。住宅の保有状況は、高齢者の主観的幸福の決定要因である可能性が示された。
Associations of combinations of housing tenure status and household structure with subjective happiness among community‐dwelling elderly people: A cross‐sectional study with stratified random sampling
英語の論文?
英語で書かれているけど、日本人を対象にした調査の結果だよ
結論
ほらこは持ち家派だ。賃貸の方が低リスクで、その時々のライフスタイルや家族構成に合わせられるのでフレキシブルだ、といった利点があるのは理解しているし、負債を抱えない方が早期リタイアに早く近づけると思う。でも、持ち家の方が、なんというか安心なのだ。もはやリスクとリターンとかそういう話ではなくて。
そして「すでに家を買っちゃった」者としては、持ち家で暮らしている高齢者は幸福度が高いという調査結果は、ちょっと嬉しい。今は大変でも、望んでいる早期リタイアの時期が少し後ろにズレても、住宅の保有が自分や家族が高齢になってからの幸福感に繋がるなら、頑張ろうかなと思える。
でも、結論なんて出ないよね
うん、そうだね。結局、納得する方を選ぶしかないもんね
アイキャッチ画像 Photo by Scott Webb on Unsplash